可能であれば身体を動かしてみる
人はストレスを感じると、自分なりに気持ちを切り換える方法を探そうとします。一生懸命自分の好きなことを考えて、気分転換しようとする人もいるでしょう。しかしながらこの方法は、軽いストレスについていえば効果的かもしれませんが、気持ちが不安定でどうしようもないときには、効果が感じられない可能性もあります。自分のおかれている環境にもよりますが、可能であれば、身体を動かすのが一番効果が早いと言ってもいいかもしれません。心理学的な面から、先に体を動かすことで、爽快な気持ちは後からついてくるといわれているからです。屋外で散歩でもできると一番よいのでしょうが、それが無理な場合は、軽くストレッチをするだけでも筋肉がほぐれ、気持ちがリフレッシュされるのでおすすめです。自分で軽く目の周囲や頭をマッサージしてみたり、背伸びをしてみたりすると血行もよくなり、イライラした気持ちも軽減されるのではないでしょうか。
目を閉じて自分の呼吸に意識を集中してみる
ヨガを実際に習慣化している人は、瞑想することも難なくできるのでしょうが、未経験の人でも、目を閉じて自分の呼吸に意識を向けることだけであれば、難しくはないでしょう。呼吸法はメディアでもいろいろと紹介されていますが、まずゆっくりと息を吐き出し、吐き切ったら、今度はゆっくりと息を吸うという動作を何度か行うという方法です。その間は、自分の呼吸だけに意識を集中させることが必要です。慣れないうちは周囲の雑音が気になったりして、効果を感じにくいかもしれませんが、自分なりの方法を見つけて習慣化してしまえば、いろいろなシーンで活用できるのではないでしょうか。小さなスペースで実行できるのもいいですよね。
岡山の心療内科の中には、服を着たまま座った状態で手軽に体を温められる、遠赤外線の温熱治療を行う病院もあります。